開業3年を迎えて思うこと

2023年1月の開業から、早くも3年が経ちました。

この3年間、仕事を通じて本当に多くの方々とのご縁をいただき、弁理士としてとても充実した日々を過ごしてきました。まずは、日頃よりご支援、ご信頼をいただいている皆様に、心より御礼申し上げます。

私が開業以来大切にしてきたのは、依頼者の皆様とできる限り近い距離で向き合い、一件一件の発明や事業を丁寧に支援することです。IPStartを開業したことで、そのような理想に沿った形で日々の知財実務に取り組めていることを、大変ありがたく感じています。

私は、発明者の方が試行錯誤を重ねながら生み出した発明のお話を伺うのが好きです。そこには、これからの事業や社会を変えていく可能性があり、未来につながる大きな価値があると感じるからです。

その一方で、発明は、どのように権利化するかによって、その活かされ方や価値が大きく変わります。だからこそ、弁理士の役割はとても重要であり、一件一件のご依頼に誠実に、責任を持って向き合うことを常に意識しています。

独立開業前は、知的財産部を有する大手企業の知財案件に携わることが多くありました。

一方、独立後は、知財部を持たない個人事業主、中小企業、スタートアップ企業の皆様からご相談をいただく機会が増え、知財部の役割も意識しながら支援する場面が多くなりました。

その中で強く感じているのは、知財実務において本当に大切なのは、権利化そのものではなく、知財を通じていかに事業を守るかという視点だということです。

また、私自身も一人の事業者として、日々判断と責任を伴う立場にあります。

そのため、経営者の皆様が抱える悩みやプレッシャーにも、実感をもって寄り添える部分があるのではないかと感じています。知財の専門家としてだけでなく、事業に伴走するパートナーとしてご相談いただける存在でありたいと思っています。

昨年は、従業員の雇用を通じて事務処理体制の強化を進め、これまで以上に円滑かつ安定的に業務を進められるようになりました。今年も、引き続き事務体制の充実と対応力の強化に努め、より丁寧かつ迅速に対応できる環境づくりを進めていきたいと考えています。

開業4年目も、一件一件のご相談に真摯に向き合いながら、知財を通じて依頼者の皆様の事業に少しでも貢献できるよう努めてまいります。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

IPStart国際特許事務所
代表弁理士 芹澤友之

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